【No.017 ザイフリボク (バラ科)】 分布:国内では岩手県以南の本州、四国、九州の山地。花の時期:4~5月。白い花が密集して咲きます。果実の時期:9月頃。近縁種のセイヨウザイフリボクは6月に実をつけます。どちらも鳥類が好んで食べます。九十九島ビジターセンター周辺では、うみかぜ広場、長尾半島で見られます。 A bite memo漢字では「采振木」と書き、戦国武将が指揮を執るときに振る采配に似た花を咲かせることが名前の由来とされています。また、シデザクラと呼ばれることもあり、こちらは神社のしめ縄や玉串に付いている白い紙(四手/紙垂)に似ているためと言われています。どちらの名前も、白くて細長い紙の房に似た花の様子をうまく表していますね。 拡大した花島に生えるザイフリボクパールクィーンと (うみかぜ広場から撮影)