【No.019 ハマジンチョウ (ゴマノハグサ科)】 分布:国内では三重県(志摩半島)、九州(西海岸)、南西諸島などに分布。花の時期:1~4月に2㎝ほどの紫色の花を咲かせる。色の濃さ、模様に個体差あり。名前の由来:海岸に生え、樹形がジンチョウゲに似ていることから環境省レッドリスト絶滅危惧Ⅱ類 長崎県レッドリスト準絶滅危惧種 佐世保市レッドリスト絶滅危惧ⅠB類 一口メモ九十九島が自生の北限とされていますが、北限の株が周辺の樹木に覆われてしまい、日当たりが悪くなって衰弱した状態でした。樹勢を回復させるために環境省がボランティア団体に依頼して枝払いを行い、その後も継続してモニタリングを行って保全に努めています。長尾半島では植栽された株を間近で観察することができます。 花のもようなどに個体差があります花の蜜を吸うメジロ北限のハマジンチョウ