【No.015 コメツキガニ (コメツキガニ科)】 大きさ:甲羅の幅は約9~11㎜名前の由来:オスがメスにアピールする時に背伸びをしてはさみを振り下ろす姿が、米をつく様子に見えることからついたそうです分布:日本では、北海道から九州の干潟や砂浜、河口に生息しています九十九島周辺では、鹿子前海岸や鳥ノ巣島などの砂浜や干潟のある場所で見ることができます。 一口メモ河口やない湾の砂浜、干潟などに棲んでいる小型のカニです。潮が低くなると巣穴から地上へ出てきて、砂や泥の中から有機物だけをこしとって食べ、残った砂や泥を直径5㎜ほどの団子(砂団子)にして捨てます。そのため、コメツキガニが多く棲んでいる場所では、その団子をたくさん見ることができます。 食事中のコメツキガニ 口元には砂団子が…砂団子だらけの海岸巣穴に隠れるコメツキガニ